1.
県内の進学高校を卒業した我が息子
大学には進まずに専門学校に通い
今年の春、志摩マリンランドに就職した。
就職したといっても、アルバイト同様の扱いなので給与は時給制。
それが、この10月から時給制は変わらないものの
一応、社員扱いにはなったようで、社会保険にも加入できた。
9月までは、月あたりの労働時間が決められていたため
働きたくても一定時間以上は働けなかったのが
10月からは労働時間も増えて、少しは収入も増えるようだ。
ただし、社会保険に加入した分、手取りは少ししか増えないようだけど安心感はあると思う。
自宅に薄型テレビがきたので
今まで使っていたテレビを息子のところに持って行った。
仕事が終わってから自宅を出発したので
息子の寮に着いたのは午後10時半。
管理人に許可をもらって、寮に泊めてもらうことにした。
翌朝5時起きで、大王崎まで日の出を撮りに行くことに
2.
波切(『なきり』と読みます。)の港に着いたのが、午前5時半過ぎ。
港では暗い中、漁師さん達が作業をしていた。
籠の中には、サザエがたくさん入っていたけど
サザエって網で捕らないと思うんやけど…
そのへんのところを聞いてみたかったけど
忙しそうにしてはったので、聞けずじまい。
3.
大王崎の灯台が見える高台まで登って待つことしばし
夜が明ける前のBlue Dawnの空と海
照らされる灯台の光
そういうのをイメージして夜明けを待ったけど
空は真っ暗なままで、青くならず
やがて明るくなってきてしまいました。
4.
時刻は午前6時17分。
結局、夜は明けてしまったけど
日の出は見れず。
遠くが霞んでいます。
5.
大王町は絵描きの町とも言われていて
日曜画家などもよく訪れるところなんだそうで
こんな像があります。
モデルになった人はいるのでしょうか?
像の足元には、解説が書かれたプレートがあったけど
薄暗いのと、文字が剥げているのとで読めませんでした。
6.
朝日は見れそうにないので、灯台の方に歩いて行くことに。
途中の土産屋さんはみんな閉まってます。
午前6時半だから、まあ閉まっていても不思議じゃないけど
看板の文字が欠落してる店や
シャッター自体が錆びついてしまって
おそらく営業していないだろうと思われる店もあります。
若かりし頃ここに来たときに見た
所狭しと、装飾品や海産物が売られていた風景は
今は見れないのかも知れませんね。
7.
灯台を通り越して
向こう側に行く路地を下って行った。
ススキの向こうに青い海が広がってるけど
やっぱり、朝日は拝めないみたい。
地元のおっちゃんとすれ違い挨拶した。
「おはようございます。」
「今日は朝日は見れないようですね。」
「今は霞んでいるが、もうちょっとすればたぶん見れるじゃろ。」
8.
そんな話をしていたら、5分もしないうちに朝日が…
合掌して拝むと、すぐ写真に撮り
あわてて、さっきまでいた
灯台の見える高台まで引き返した。
9.
「ひぃ~」
駆け足で戻ってきたので息切れしてる。
もうちょっと、痩せんとあかん。
水平線から昇る朝日を撮りたかったけど
だいぶ日は高く上がってしまっている。
でも見れただけ良しとしなければあきません。
10.
♪ 遙かに見える 遠い海~
お船がボーっと 浮かんでる~ ♪
みかんの花は咲いてないけど…
それにしても霞みすぎやで。
春霞ちゅうのは聞くけど
秋霞ちゅうのは聞いたことないわ。
※ 一枚目の写真、ゴミが写りこんでいたので差し替えました。
to be continued
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カメラ ペンタックスK-7
レンズ タムロン18-200㎜ F3.5~6.3
場所 波切・大王崎
1.10.デジタルカラーフィルター使用
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