クリスマス前、週間天気予報で年末年始は寒くなり雪が降るかも知れないと言っていた。
その言葉通り、年末に雪が降った。
昨年も、一昨年も年末年始に雪が降ったので、3年連続になる。
近年、天気予報の的中率が良くなってきたなあと思う。
気象衛星ひまわりや、アメダスなどが活躍しだしてからのように思う。
自分の子供の頃は、まあ天気予報の的中率は半分もなかったらしいから、それに比べたらかなりのものだ。
気象庁の運動会が雨で順延になったというのうなウソのようなホントの話もあるようだし、まあそれほどお天気というモノは当てるのが難しいのだということなのだろう。
今では降水確率何%というような言い方をするけれど、昔は「曇り、ところによってにわか雨。」というような非常に聞く側にとっても難しい選択を迫られることがあって、まあ雨は大丈夫やろうと思って、傘を持たずに外出すると、にわか雨にあったりして「ああ、ここが『ところ』やったんや。」などと嘆いたりすることもあった。
けれども、気象予報士には気の毒な面もあった。
経済アナリストという人たちが経済予測を外しても、そんなに大騒ぎにはならないのに、天気予報が外れるとかなり文句を言われることもあったようで、まあ、人間が誕生するずっと以前からお天気というものはあったわけだから、いわば歴史の長さが全然違うわけですよ。
だから、当たらなくて当たり前という鷹揚さが我々にも必要であったのではないか。
と、思っていたのも一昔前の話。
今は本当に天気予報は良くあたるので、非常に助かるのではあるけれど
ウチでは下駄がその役目を終えようとしている。