#1389 山陰の旅(6) 『国賀海岸』

海岸沿いを走る車道はないので、赤尾展望台から一旦来た道を戻り
国賀海岸にやって来ました。
海岸べりに駐車場はなく、国賀海岸駐車場からのクネクネ道を歩くこと数分。
目の前に見事な景観が出現しました。


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通天橋と名付けられた玄武岩の奇岩。
長い時間をかけて日本海の風や波によってこのようになったそうです。




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遊歩道の先には…





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国賀海岸が待っていました。




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『天上界』と呼ばれている場所には奇石がゴロゴロしてます。




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中でも観音岩(別名『ローソク岩』)は、ひときわ目立ってます。




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予定時刻になっても、通天橋に魅入ってしまい、この場を離れようとしない御両人。
その気持ちはよくわかります。
「もうあまり時間がないから行くで。」などと野暮な事は言いません
少しそっとしておきましょう。
私だって、もし子供なら「いやや~、まだ行きたくない~。」と泣きじゃくってるでしょうからね。


車は国賀海岸駐車場までしか入ることができず、そこからはクネクネした遊歩道を歩くことになります。
私は事前にTVでこの風景を見ていたのですが、それでも通天橋を目の当たりにしたときは
何も言えず、ただただ感動するだけでした。
相方は今回の旅行が決まってから山陰の旅のガイドブックを買ったようですが
隠岐諸島が紹介されているのは、たった2ページなので詳しく知らなかったのか
私以上に感動している様子。
娘に至っては、ほとんど予備知識もないので
酸欠の金魚よろしく、ぽか~んと口を開いたまま魅入ってました。

風や波の浸食によって、岩にトンネルのような空洞ができているものは
例えば南紀白浜の円月島など、ここ以外にも存在するのですが
通天橋はちょっと異質です。
高さが25mもあって近くで見ると圧倒されそうです。
異なった地層が幾重にも重なっているのも印象的でした。

通天橋の少し南に天上界と名付けられた奇石群が海から突き出してます(④)。
不思議な事に太陽はずっと上にあって天上界の真後ろに光源はないのですが、
いろいろカメラの設定を変えても、天上界の真後ろは妙に際立って明るく写ります。
まるで後光が射し込んでいるかのようです。
案外、このことが天上界という名の源になっているのかも知れません。
その天上界の奇石群の中でも特徴的なのが観音岩(⑤)。
別名ローソク岩というそうです。
隠岐諸島でローソク岩といえば、通常は島後にあるものを言うのだそうですが
こちらのローソク岩も少し尖ってはいるものの中々のものです。
ちょうど夕陽がこの岩の先端と重なって見えるとき
ローソクに火が灯っているように見えるからそう呼ばれているようです。
「今日は、お天気もよさそうだから、日没時にここに来れば
この岩の向こうに夕陽が見れますかねえ?」車に戻ってから運転手さんに尋ねました。
「今日は無理です。観音岩の真上に沈む夕陽が見れるのは6月初旬から中旬にかけてです。」との答え。

国賀海岸が特徴的なのは、どの岩も丸みがなく鋭利な刃物でスパッと切ったように鋭角的なことです。
自然の力を感じずにはおれません。
もし、隠岐諸島の西ノ島に行くことがあれば、他の所をパスしても立ち寄る価値はあります。

通天橋に見惚れてじっと立ち止まっている相方と娘。
見学予定時間は迫ってますが、動く気配がありません。
その気持ちは私だって同じです。
「時間が無いから、もう行こか。」といいたいところですが
せっかくの夢の時間を壊したくないのでもう少しそのままにしておくことにしました。
その結果、摩天崖での見学時間が大幅に短縮されてしまうことになるのですが…

 -つづくー
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by echoes06 | 2010-04-11 00:02

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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