雨こそ降ってないものの、芦ノ湖は霧の中。
長いこと箱根は静岡県か山梨県だと思っていた。
芦ノ湖のある場所が神奈川県だと知ったのは高校を卒業してからのこと。
お正月に箱根駅伝を見ていて初めて神奈川県だと知った。
遊覧船のデッキに出て周りを見回しても霧だらけで
富士山はおろか、湖岸もろくに見えない有様。
それでも雨が落ちてこないだけマシか。
風はかなり強かったけど…
船を下りて、昼食タイム。
バスガイドさんに教えてもらった海鮮のお店で海鮮丼をいただく。
かなり美味しかった。
ビールを頼んだら地ビールが出てきた。
地ビールは当たり外れがあって、ときたま「アチャー」と思うことがあるけれど
ここの地ビールは、スッキリ飲みやすいものでした。
出発時間まで間があったので、箱根関所を見学。
子供の頃にもここに来た記憶があるけれど
苔むした道路の両側には高い杉並木があって
昼間でも薄暗かったという記憶があったのだけど
様子が全然違っていた。
見学が終わるころポツリポツリと雨が落ちてきた。
後は二ヶ所のお土産屋さんに立ち寄って帰路に着くのみ。
「別に、土産屋には寄らんでもかまわん。」と思うのだけど
ツアーに組み込まれているのだから、寄らんわけにもいくまい。
これも格安料金の一環なのだから。
霧の中を下っていき、静岡県に入った頃には完全な雨。
途中寄った土産屋さんでは何も買う予定はなかったけれど
マグロの燻製を買った。
もちろん、これはお土産ではなく、バス車中でのビールのアテなのであります。
そうして日の暮れた雨の中、岐阜羽島到着。
ここからまた新幹線に乗って、新大阪に着いたのが21:30.
家に着いたら午後11時。
あ~、えらかったぁ~。