黄桜  順序を間違えると・・・

延陽伯という落語があります。
長屋に住まいの、やもめの辰っさんのところに甚兵衛さんが縁談話をもってきます。
お相手は京都の人で、歳は二十二。
色の白い鼻筋の通った目元の涼しい別嬪さん。
もう、それだけで有頂天になる辰っつぁんですが、後の喧嘩は先にしとかんならんと甚兵衛さんが言うには
たった一つだけやが、この人には傷がある。

この人、京都のお公家さんのところに奉公していたこともあって
少々言葉が難しくて分かりにくい。
「なんの、言葉が少々わかりにくいぐらいで、
そんな別嬪さんが嫁はんになってくれるんやったら言うことおません。」
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そして晴れて祝言をあげるわけですが、名前をまだ聞いてない。
「すんまへん、あんたの名前まだ聞いてまへんでした。あんた、なんちゅうお名前です?」
「何、わらわの姓名なるや?」
「あんた、藁屋の清兵衛さんっていいなはるんでっか。男みたいな名前でんな。」
「これは、異なことをのたまう。
わらわ父は元京都の産にして、姓は安藤、名は慶三。
あだ名を五光と申せしが、
我が母、三十三歳の折、ある夜丹頂を夢見、わらわを孕みしが故に、
たらちねの体内をいでし頃は「鶴女、鶴女」と申せしがこれは幼名。
成長ののちこれを改め「延陽伯」と申すなり。」
「そ、それ皆お名前でっか? 覚えられんわ」

話は少しさかのぼって
今晩、その別嬪の嫁さんがやってくるという日の昼間
家の掃除もしとかんならん、風呂にもいって男前あげとかんと・・・大忙しの辰っつぁん。
ところが先に風呂に行ってから、家の掃除をしたものだから、また体中すすだらけ。
アホのやることはこんなもんです。






【黄桜】
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黄桜酒造にやってきました。
中庭にはトレードマークの河童が

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そして本当に黄桜が咲いていました。



風呂に入ってから掃除をしたため、また真っ黒になった辰っつぁんでしたが・・・
順番を間違えるとこんなことになってしまいます。
先に写真を撮っておけば良かったのですが・・・
大倉酒造で既にほろ酔い気分になってたワタクシ。
黄桜でまた地ビールやら清酒を飲んだ後で写真を撮ったものだから・・・



【画像が中途半端に傾いてるし・・・】 
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【上部と左端が切れてるし・・・】
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手振れ補正機構が備わっている私のカメラですが
残念ながら『酔っ払い補正モード』は具備されていないのであります。
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by echoes06 | 2013-04-22 14:22 | 京都府

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by おすぎ
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