今の場所に住んで15年。
自分の住んでる町は、やたらと古墳が多い。
「古墳の数日本一」というのが、町のキャッチフレーズのひとつであったりする。
近所の公園内には古墳が九基もあって
初めてこの公園に来たとき、丘だと思ってに登ってみると
実はそれは古墳だと知ってびっくりしたことがある。
古墳というと多くの場合、周りに堀があったり
立ち入り禁止の柵があって入れないようになっていて
この公園内にも入れない古墳があるが
中には手すりや階段まであって、上まで登れるものもある。
子供の頃、こことは違う場所だったがJと相撲をとって遊んでたら
「こら、古墳の上で遊んじゃいかん。このバチあたりめ。」
と、市の職員に叱られたことを思い出す。
今は県が予算をつけて、上にまで登れるように整備している古墳があるのが何ともおかしい。
確かに古墳って、いわばお墓なわけだから
登ってはいけないという市職員の言葉は納得できる。
我が家のご先祖様の墓石の上に立つという
そのような大胆不敵なことは絶対にしない。
…といいつつ、ナガレ山古墳の上には上ったことがある。
しかも三度も・・・
しかし素敵な景色を見せてもらうことはあっても
バチをあてられたことは無い。