① 西庭(龍の庭)
この日はK10Dに16-45ミリと50-200ミリの二つのレンズを持っていきましたが、16ミリでも西庭の全部を一枚に収められませんでした。
② 龍吟庵入口付近
③ 南庭(無の庭)
④ 西庭(龍の庭)
⑤ 西庭(龍の庭)
⑦ 東庭(不離の庭)
⑧ 東庭(不離の庭)
この日の一番の目的地の光明院は、うまく人の少ない時間に行けたので、もう帰ってもよかったのですが、せっかくここまで来たのだからと少し付近を歩くことにしました。
光明院では日の光も射し込んでおったのですが、ここを出たときはどんよりとした曇り空。
「う~ん、曇るくらいならいっそ雨が降るほうが、いい絵が撮れそうなんやけどなあ」と思ってみても、お天気ばかりはどうしようもないし、お天気に文句を言ってもはじまりまへん。
ぶらぶら歩いていると、東福寺の中に「龍吟庵 期間限定・特別公開」の立て看板。
予定にはなかったけど期間限定の4文字に負けて、行ってみることに。
「期間限定とか地域限定・展示品限りというフレーズにに弱いなあ」と娘に言ったりしているワシではあるけれど、何のことはないワシの血を引いているだけのことやったんやと苦笑い。
龍吟庵入口付近まで来た時、ポツリポツリと雨が降り出しました。
「よっしゃ~」と喜んだのも束の間。すぐやんでしもた。
今日のお天気はワシに味方してくれんようです。
ここはキッチリ決められた拝観料がいります。金500円也。
その代わり、パンフレットがもらえます。
実を言うと、この日はパンフレットは一切見てなくて、この記事を書く前に見ましたんやわ。
パンフレットには『三庭とも重森三玲の作である。』と書かれてあるやおまへんか。
「あッ、確か光明院でのガイド兼運転手さんが言ってた人や!」
しまった、昨日の記事を投稿する前に、このパンフレット読んどきゃよかったと思っても後の祭り。
昨日の記事にコメントが入ってるということは、昨日の記事を見た人がいるということ(当たり前ですな。)。
光明院は拝観料というものがなく志納となっていて、その代わりパンフレットの類はありません。
せやさかい、ガイド兼運転手さんの話を乗客でもないのに聞き耳立てて聞いたことを『重森なんちゃら』なんて書いたのですが、先にこのパンフレットを見ておけば『光明院の作庭は重森三玲という人だそうです。』と堂々と書けたのに。
あ~、悔しい。
覆水盆に返らず!
でも漢字が重森でよかった。重盛とか茂森だったら「デタラメな事を堂々と書くなッ!」とお叱りをいただいたかも…。
それでなくても、今年を表す漢字大賞は『偽』(ちょっと、情けないですが)やったらしいしね。
龍吟庵の説明は、まっかせなさ~い!だってパンフレットに書かれてるもん。
要約すると、『方丈は室町時代のもので国宝になってます。庫裏(台所のことですな)と表門は重要文化財。
方丈を囲む三庭の南庭は一本一草も用いてないのに対して西庭は龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を石組みによって表現している。
東庭は国師が幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられたとき、二頭の犬が国師の身を狼の襲撃から守ったという故事にもとづいて造られたものである。』と書かれてあります。
残念ながら室内の撮影は禁止です。
龍吟庵も東福寺・塔頭のうちのひとつであります。
場所は東福寺の敷地内にありますから、すぐわかります。
公開期間は…ゴメン、忘れてしもた。