時間は一定のはずなのに、楽しい時間・何かに夢中になってる時間は過ぎるのが早いものです。
子供の頃の退屈な授業の長かったこと。
まだ終わらんのかぁなどとよく思ったものです。
何かに集中している時の時間の経つのが早いこと。
電話がかかってきたので「おはようございます」といったところ、受話器の向こうから「何を言うたはりますんや。もう夕方の5時でっせ。」と言われたというようなこともありました。
醒ヶ井では思いのほか長時間滞在することになったのですが、自分の中では小一時間くらいの感覚しかありません。
気分は浦島太郎です。(残念ながら乙姫様は登場しませんでしたが)
暑さも忘れてしまうほどです。
これは載せるほどの絵じゃないと思うのですが、何せ知る人ぞ知る高所恐怖症のワタシ。
そのワタシがこのアングルで撮ったのだから、これは賞賛に値するのでは…と思いたいのですが、高いところが平気な人から見れば「アホかい、こんなもん逆立ちして撮ったるわい。」と思われるかも知れませんなあ。
いわゆる土着本能とでもいうのでしょうか。
地面に足がついてるからまあ撮れたわけでして、建物や飛行機など人工物からじゃあ、とても撮れたものではありません。
誰もが立ち止まって「きれいな水やねえ」と言っております。
醒ヶ井は滋賀県東部、少し行けば岐阜県という場所にあります。
そういう場所柄か関西からも中部からも人が流れてくるようです。
あっちで「なんでやねん」という声がしたかと思うとこっちでは「ニャー」とか「ミャー」とかいう声。
う~ん、静かに水を眺めていたいなら、観光客が来ない時間帯を選ぶのがよさそうです。
(来た時は、ほとんど人はいなかったんですけどね~。)
川べりの小さな花も、こころなしか瑞々しく見えます。
今までに水面の映り込み写真はいくつかUPしましたが、ここはちょっと様子が違います。
水面の映り込みと同時に水底も見える。
反射と透過が同居しているようです。
ここにも湧き水が出てます。
「西行の湧水」と名前が付けられているようで、醒ヶ井には7箇所の湧水があるそうです。
醒ヶ井を出て帰りは途中まで湖畔に近い道路を走りました。
同じ滋賀県でも初日に訪れた『畑の棚田』とは全く様相の違った水田が広がっていました。
どこかに出かければ何がしか感じることや思うことがあります。
今回のお出かけは畑の棚田・針江のかばた・奥琵琶湖・余呉湖・醒ヶ井と特に水というものが強く印象に残りました。
【緊急】 カエルツボカビ病によりカエルの数が激減しているのではないかとの危惧から、みなさんの周りでカエルの数の状況についてeomaiさんが調査されています。
前回の記事でも書きましたが、ご協力いただける方はeomaiさんまでよろしくお願いします。(前回記事参照してください)