おふさ観音

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  土曜日の朝、1時間ばかりraukeさん とおふさ観音に行ってきました。
  いつでも行けるという距離にあるからか、今まで一度も行ったことありません。
  6月の大山行きの前に、顔合わせということでオフ会のメンバーはおふさ観音には行っているのですが、その日は午前中、用があったため、ワタシだけは行ってませんでした。
 というわけで、生まれて初めてのおふさ観音行きであります。




 
 
 
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 境内に入るというと、おびただしい風鈴の数。
 微風でも吹けばそりゃあ涼しげな風鈴の音で気持ちよろしいやろうなぁ。
 しか~し、風はピタリとやんだまま。
 しかも昨夜は雨が降っていて湿度が高い。
 時おりお日様が雲から顔をださはってカーッと照らさはります。
 確かにここは大和の国の小さな寺院。
 でも、亜熱帯雨林のジャングルにいるみたい。
 
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 ふと、誰かがワタシを見つめている気配。
 不思議ですねえ。目ってモノを見るためのモノです。
 けれども、他人の視線を感じるというような事があるように、目からは何がしかのエネルギーが出ているんじゃないかと思えたりします。
 ところが、こういうことって人間をはじめ生物以外からも感じられる事があったりします。
 以前、何か視線を感じるので、そちらを振り返ると、広告宣伝用のポスターの顔だったということがありました。 
 静かな視線の先をおそるおそる確認してみると、そこには水鏡に映った観音様が見ていらっしゃるのでした。
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 境内の花が話しかけます。
 「ふっふっふ。お主はほんにオモロイヤツじゃのう。」
 「おもろないわいっ。観音様の視線を感じてちょっとドキドキしただけじゃ!」
 「まあそれでドキドキするということは、何かやましい事があるからじゃろう。」
 「失礼な。やましい事なんかないわいっ!」
 「ほほう、お主昨日今日と殺生はせなんだか。盗みはせなんだか。邪淫な思いは持たなんだか。嘘はつかなんだか。どうじゃ!」
 「蚊をたたき殺しました。」
 「それから」
 「法に触れる盗みはしてないけど、喫茶店で後ろに座ってる客の会話を盗み聞きしました。」
 「それから」
 「街で妙齢の美人がいたので見惚れてました。」
 「それから」
 「出来るかも知れないことを、出来ないといいました。」
 「それ、みてみい。」
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 「なあ、あんさん。そんなにしょげることないで。」
 「・・・」
 「肉体を持ってる以上、それは仕方ないことやん。」
 「そうやなぁ。」
 「オイラにとっては、この鉢の中が全世界なんや。」
 「外に出たいとおもうた事は、ないのか?」
 「あるけど、オイラにとっては水が棲家やからなぁ。この外に出たら即死やわ。」
 「そうか。そら大変やなあ。」
 「まあ、なんやで。どうしようもないドロドロのあんさんでも、縁あれば仏様は救いとってくれはるて。」
 「おおきに。そうやなぁ。ほな、次はアンタが人間に生まれるよう祈らしてもらうわ。」
 「おおきに。」
 
 (カメラを構えて「あれ、どこかで見たような感じやなあ」と思ってました。後で気がついたのですが、ひろさんのところで見たのを思い出しました。
確か蓮の葉の円形の切れ目の下を錦鯉が泳いでいて「危ない、パックマンに食べられるっ!」というようなキャプションが振られていて、大笑いした記憶があります。)
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 ははは。また妄想劇場になっちゃいましたかねえ。
 風鈴の掲げられている時期におふさ観音に行くのなら、湿度の低い風のある日に行くのがよろしいようで…。
 人間の感覚というのはオモシロいもので、これだけたくさんの風鈴があって全く音が鳴らないと余計に暑く感じてしまいます。
 開けられた窓のそばで揺れる薄手のカーテン。
 川のせせらぎや風鈴の音。
 目や耳から入った情報で涼しさが感じられるのも、またオモシロいものです。
 欧米の人たちは、秋の虫の声など、ただやかましいだけにしか聞こえないらしいのですが、どちらが良い悪いというのではなく、脳の構造やしくみが日本人とは違うという話しを聞いたことがあります。
 最後の絵はWBを青味が出るように設定して、彩度、コントラストをあげて撮ったので、実際よりはカンカン照りの夏の青空っていう感じになってますが、実際はもっと薄い色の空でした。
ちょっと、やりすぎたかな~(苦笑)
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by echoes06 | 2008-07-22 00:03

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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