#1387 山陰の旅(4) 『西ノ島到着』

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隠岐諸島西ノ島もかなり近くなってきました。
「まもなく別府港に到着です。」
船内アナウンスが流れてきました。
そろそろ船を下りる準備をしなくちゃなりません。




午後12時5分。
家を出発してから9時間半。
船はようやく別府港に到着です。
あ~、えらかったぁ~。
(大阪からだと休憩なしで来たとしても7時間はかかりそうです。)
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家を出たのが午前2時半。
そこから西名阪自動車道~阪和道~中国自動車道~米子自動車道を走り
米子を降りてから弓ヶ浜に沿って走ること約30分。
境港で水木しげるロードを歩いた後は、境港から七類港までバスに乗り
七類港9時30分の隠岐諸島行きフェリー『くにが』乗って2時間35分。
♪は~るばる来たぜ 西ノ島~
まずは昼食を食べてから観光タクシーで国賀海岸へ行く予定。

島内の陸路の移動は徒歩ではかなりキツイ。
中には徒歩で移動する人や、自転車で移動する人、自家用車ごとフェリーで来る人もいるようだけど
たいていはバス、レンタカー、タクシーのいずれかになる。
当初はレンタカーで移動しようと考えたのだけど
隠岐空港のある島後ではレンタカーの台数も多く予約が取りやすいが
ここ西ノ島にはレンタカーの台数は約10台で、その半数が軽四輪。
とにかく対向不可能な狭い箇所が多く
国賀海岸方面は、牛馬が多く放牧されていて道路を塞いでいることもあるようで
クラクション如きでは動こうともしないという事を事前に聞いていた。
なのでレンタカーを借りて走行中、道を塞ぐ牛馬に出会ったりしたら
それを追い払う役目は必然的に自分が担うことになる。
うっかり近づいて馬に足蹴にされて怪我でもしたら
おとうちゃんの面目丸つぶれ、君子危うきに近寄らずです。
「長距離運転で疲れてるかも知れんから、島内移動は観光タクシーにしよう。」
もっともらしい理由をつけて、レンタカーはパスする。


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13時30分にタクシーに来てもらう事にして、まずは腹ごしらえ。
別府港近くにある寿司・和食のお店に入る。
「夕食はおそらく海の物がどっさり出るだろうから、軽くにしとこ。」とそれぞれうどん、そばの麺類にすることに
…のはずが、メニューに馬刺し、馬肉ユッケ、馬タン塩等々書かれているのをみたご両人。
「私、きつねそば(関西で言うところの『たぬき』)と馬タン塩。」
「ほな、おかあさんは天ぷらうどんと馬肉ユッケ。 おとうさんは?」
「わしゃ、きつねうどんだけでええ。」
といいながら、タン塩、ユッケそれぞれ一口づついただきましたけどね。
お勘定の段になって「ここは、私がおごらせてもらうわ。」と相方。
う~ん、それなら馬刺しも頼めばよかった…
もちろん、そう思いこそすれ口には出しません。



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店を出てみると港にはまだフェリーが停泊してる…
一瞬そう思ったけど、停泊しているのは『おき』で私たちが乗ってきたのは『くにが』
『くにが』が七類~隠岐諸島へと進んだのとは逆に
『おき』は島後の西郷港を出発して中ノ島・菱浦港から西ノ島・別府港に来たのでした。

程なくして観光タクシーがやって来た。
「13時30分から15時30分までの2時間のコースでと伺っておりますが。」
「はい、そうです。」
「行き先は国賀方面と伺ってますが。」
「はい、赤尾展望台、国賀海岸、魔天崖の三箇所でOKです。」
「2時間あれば島の自然だけでなく歴史的な場所も周れますけど、どうします?」
「いえ、先ほど言った三箇所だけで構いません。」
歴史的な場所というのは、おそらく流刑でここ隠岐諸島・西ノ島に流された後醍醐天皇にまつわるものだろう。
もちろん、たっぷり時間的な余裕があれば島中をくまなく見て周りたいところだが
あちこち周るよりは、是非行きたいところをじっくり見る方を優先した。
一応のモデルコースはあるようだけど
時間内であれば客の要望に応えてもらえるのが観光タクシーのいいところ。
「今日のお泊りはどちらですか?」
「浦郷港近くの国賀荘です。」
「じゃあ、赤尾展望台から国賀海岸、魔天崖と行って、そこから国賀荘さんへということでよろしいですか?」
「はい、そのコースでお願いします。」
別府港から浦郷の間はセンターラインのある快適な道が開通しているのだけれど
運転手はその道を通らず、センターラインのない狭い山道を登りだした。
私としては別府港から赤尾展望台まで最短時間で行ける道を通ってもらいたかったのだけど
運転手さんはどうやら私たちに見せたい場所があるようだ。
やれやれ…

 -つづくー
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by echoes06 | 2010-04-09 08:55

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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