京都には何度も行っているのではあるけれど
過去に一度、伏見桃山の近鉄の高架下でラーメンを食べただけで
たいてい通過するだけで、まともに伏見にやって来たのは初めてである。
鉄道のない頃、伏見から淀川を十石船、三十石船が大阪天満の七軒家まで往来していたそうで
どれくらいの時間がかかったのかは知らないけれど
途中でオシッコしたくなったらどうしたんやろう
オッサンはいいとしても、ご婦人方はさぞ困ったのではないかしら。
上流でオシッコをしたら、さぞ下流の人は困ったかというと、そういうこともなく
いわば川の流れは自浄作用があって問題ないということであるけれど
川の浄化作用を超えるほどのオシッコをすれば、やはり問題なのである。
まあ、そんなに大量のオシッコをするやつもおらんやろうけど・・・
淀川の水はあまりきれいじゃないけれど、一時に比べればきれいになってきているそうで
時折、イルカやエイが見られたりすることもあるようで
といっても河口付近の事であって
支流の宇治川~宇治川派流までさかのぼってくることはない。
当時の十石船・三十石船は途中、枚方で一旦停泊するのだが
物売りが舟でやって来て強引な商売をしていたという話も。
「食らわんか舟」と呼ばれていたそうで、
今はもう無くなっているのかも知れないけれど
枚方市内を走る国道1号線沿いに「食らわんか舟」という名前のレストランがあったことを思い出す。
川のあるところ文明ありですな。