京都の古い家屋には間口が狭くて奥行きの長いものが多い。
飛騨高山にもそのような家屋が残されているが
使い勝手や日当たりからいうと間口は広い方が有利なのに
それはその昔、門戸税なる税を課す地方があったからとかで
間口の大きさによって納税額が決まったのだとか
大きな門、広い玄関のある家は
それだけ担税力があるものとみなされたのでしょう。
なので、できるだけ間口を小さくした。
できるだけ税金は払いたくないという気持ちは
昔も今も、あまり変わらんようでして
ま、税金は必要なものだし、払わなければならないもの
それは誰しもわかっているのだけれど
歳出の24.3%(平成24年度)が国債費だというから
千円払っても、そのうちの243円は借金の返済に回されるのだから
支払った分のサービスを享受してないやん
そう思えても仕方ない。
けれども、将来の世代にしわ寄せを
持って行くわけには行きませんでしょうしね…
何はともあれ、納税は義務だとわかっていても
できることなら節税したいと思うのは
今も昔も変わらんようであります。