ここんとこ、ずっと富士フィルムX30を持ち歩いてる。
困るのは晴天屋外で絞り解放で撮ろうとすると
最高シャッター速度の上限が1/1000秒止まりとなること。
最初は「あれっ、不良品?」と思った。
カタログ値では最高シャッター速度1/4000秒となっているのに。
なんでもレンズシャッター方式だからそうなるのだとか。
絞りを開ければセンサーに届く光の量が多くなる。
なので明るい場所で絞りを開けたければシャッタースピードを上げる。
だけども1/1000秒が上限。
ならNDフィルターを使うしかない。
ところがX30のレンズ口径は40.3ミリという通常の規格にないサイズ。
レンズフードを買ってフードに規格サイズのNDフィルターを取り付ければ…
いつも晴天屋外で絞り解放で撮るということもないし
そもそもセンサーサイズからしてボケを期待するカメラでもないし。
が、背景ぼかしフィルターなるものがX30には備わってるのでちょっと使ってみた。
カメラが複数枚を連射してそれを一枚に合成するらしい。
ふ~ん、いろんな機能があるんやね。
まあ、センサーやレンズの能力によるものではないから
邪道と言えば邪道なのかも知れないけれど
困った時のお助けにはなりそうですな。