神鍋溶岩流を歩く (2)

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どんどん早足で国道の緩い坂を上っていく。
途中、国道のすぐ横に小さな滝がある。
「テリガシ滝」と書かれているが「テリガシ」の意味はわからない。
とにかくどんどん雲行きは怪しくなってくるので、先を急ぐ。
少し行くと稲葉川の右岸に出る橋があったので渡る。
どうか、このまま渓谷沿いを歩いて行けますように。

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しばらく歩くとまた滝の標識があった。
二段滝と書かれてある。
しかし、二段滝を過ぎると、道は渓谷から離れていった。
林を抜けると、野生動物除けの電気柵が張り巡らされてる
だだっ広い農地の間の舗装路を通ってなおも進む。

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まぼ渓谷の入口まで来て愕然とする。
渓谷沿いの歩道を行くには、どうやらここを通らなければならないらしい。
「フックを持ってゲートを開け、電気柵に触れないように通行してください。」
「シカやイノシシから農作物を守るために設けてられているものです。
通行後はフックを戻しておいて下さい。」
つまり、ここを通りたければ電気柵のフックを外して通らなければならない。
とにかく早足で上ってきたから、ふくらはぎはパンパンに張ってるし
雲行きもどんどん怪しくなってきたので、早く先に進みたい。
横着をかまして上から二番目のフックだけをおそるおそる外して潜り抜ける

…はずであったが、疲れが足に来ていたのか
あるいは、自分が思っているより自分の足はそんなに長くなかったのか
跨ごうとした刹那、下から二番目の電気線に股間が当たった。

「あかんっ」

今年、静岡県(山梨県だったか?)で電気柵に感電して数人の方が亡くなられた事件が頭をよぎった。

―つづく―


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by echoes06 | 2015-10-21 17:32 | 兵庫県

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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