穀物・肉・魚・野菜はもとより、昆虫、熊の手のひら、牛のタマタマ、ふかひれ、ツバメの巣、ダンボール(あ、ちょっとジョークがきついですか?)、ミカンの皮(漢方薬として)…etc。
だけども別段不思議じゃあない。
うちのオカンが子供の頃、アメリカの人が日本の人は刺身を食べると聞いて日本人は野蛮だと言ってたと聞いた。
どうも、魚をそのままかぶりつくと思ってたらしい。
まあ、その誤解は解けたようだけど、それでも生で食べるということが信じられんかったとか。
今では「Healthy!」とか言って食べてはるようですけどね。
私も子供の頃、フランスの人はカタツムリ(エスカルゴ)を食べると聞いて、びっくりこいたことがあったけど、フランスの人に言わせれば「日本人は筍を食べるのか。」と驚かれたりしていた。
食文化はそれぞれの国によって違うから、ある国ではイモムシが重要な蛋白源でごちそうだったりするし、フライパンで胡麻を炒ってはるのかなとよく見たら、それがアリだったりする。
そういうことを考えると、中国の人は何でも食べるという感じがしてならないのだが…。
蘇州では韓国料理の店を一軒見かけたが、他には外国料理の店は見かけなかった。
ところが上海では外国の人がたくさん住んでいるからかいろんな国の料理店がある。
ファーストフードのお店も結構見かけた。
ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド、吉野家…。
中でも圧倒的に店舗数が多いのがケンタッキー。
マクドナルドは一軒しか見なかった。
現地ガイドのRさんに聞いてみた。
「やたらと、ケンタッキーが多いけど何故ですか?」
返答に窮するかと思ったけど、彼は即座にこう返答した。
「中国人はチキンが大好きだからです。」
なるほど。そういやマクドナルドは比較的空いていたけど、ケンタッキーは一杯だったわ。
ちなみにケンタッキーは『賢徳基』という漢字が充てられていた。
日本のようにひらがなやカタカナがないので、音にあう漢字を充てるしかない。
余談ながら『吉野家』は、そのまま吉野家でした。
07/11 蘇州:留園