「なんやこの写真。ぼやけて霞がかかったみたいになってるやんか。」とオカン。
「ぷぷぷ。・・・みたいになってるんやのうて、実際に霞がかかってんねん。」と私。
「アホやな。もっと霞がかからんように、ハッキリクッキリと撮らんかいな。」とオカン。
そんな無茶な、周りは一面の霧やのに、どうやってハッキリクッキリ撮れっちゅうねん(苦笑)
奥千本はご覧の通り、霧に囲まれてるし、桜といってもまだボチボチ咲き始めた頃。
これだけ見たら「桜を撮りに行ってきてん。」といっても
「ウソつけ。桜は左上の方にちょびっと写ってるだけやんか。」と言われるのがオチ。
かといって上千本も、もうだいぶ散っちゃってる。
もう一週間早ければ…という思いはあるけれど、それはないものねだり、自然には逆らえませんね。
雲の切れ間から、蔵王堂が姿を現しました。
お二人も言うたはりましたが、言葉にはできない感動的なシーンです。
何かゾクゾクっと、鳥肌が立つような・・・そんな感じです。
おっと、見とれている場合やない。
あわててシャッターを切る私。
だけども、このシーンは実際、目の当たりにして見ないことには伝わりにくいやろうなぁ。
桜が満開のときなら前景が淡いピンク色で、すごい良い感じやったと思います。
(ちょっと位置取りが悪かったのと、空の占める割合をもうちょっと少なくした方が良かったかなぁ?)
午前8時前ともなると、だいぶ人が増えてきます。
先週の満開の頃だと、きっと人で溢れていたと思われます。
中千本から上は午前9時には車両は通行止めになるし、ムーミンさんはこの後パン作りが待ってるので下山することに。
午前8時でも、桜を見に登ってくる人がドンドン増えてきます。
10時、11時ともなれば、どうなってるんでしょうね?
この後、私とraukeさんは時間があるので別の場所へ写真を撮りに行くことに。
吉野の麓の近くのコンビニでムーミンさんとお別れ。
「昨日焼いたパンですが、良かったら食べてください。」とたくさんの手作りパンをいただきました。
うちに帰ってからいただきましたが、どれも美味しかったです。
特にポテトとベーコンのパンは、なんというか、ほんのりとカレー風味の中にポテトの甘さとベーコンの塩加減がとても良くマッチしていて秀逸でした。
感謝!