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醤油と素麺の町・龍野 (4)旅の恥はかき捨て・・・にできず


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いくら5月とはいえ、雨降る中を歩いていると、ちょっと体も冷えてきます。
raukeさん、muminさんが町歩きの最中、ちゃ~んとチェックしといてくれた喫茶店で一息つくことに。
 
(注)写真が右下がりになってるように見えるかもしれませんが、実際に屋根瓦は右下がりになっております。
(ワタクシの名誉のために申し添えておきます(苦笑))
 



 
 
 
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muminさんは『エデンの東』をはじめ、イタリアンのお店なんかもチェックを入れてたようです。
私といえば、この店から少し東にある書店がすごく気になっていたのですが・・・。
(時間の都合でこの書店には行きませんでした。)
 
早速、各自オーダーをすることに・・・
R 「コーヒー、深炒りで。」
E 「コーヒー、中炒りで。」
M 「コーヒー、浅炒りで。」
むむっ、三人とも注文したのはホットコーヒーなんやけど、三者三様。
もっと、お店の人のことを考えたれよ~。
皆同じものを注文すれば、お店の人も手間入らずなのに・・・
ああ、連帯感のない奴ら・・・と思うなかれ。
メニューにそう書いてあるのだから仕方ない。
メニューにコーヒーとだけ書いておけば、おそらく三人とも「コーヒー」と言うやろうに。
だから、これは我々の責任ではない・・・のであります。 たぶん
  
 
 
 
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ここ『CAFE扉』さんは、もとは旧い町屋を使って地元のアーティストたちがギャラリーとして使っていたらしいのですが、ランニングコストが大変だったようで、今はNPO法人がクッキーの販売をしたり、喫茶店として運営しているようです。
棚においてあるハクション大魔王の壷が目に止まったrauke氏、壷を手にとって(もちろんお店の人の了解済み)こすったはります。
ひょっと、大魔王が出てきたらどないしょ。
お願い事、な~んも考えてないやん。
と、一瞬思ったけれど、アラジンの魔法のランプやないんやから、こすったところで何も出てこん。
(幸か不幸か、誰もクシャミはしませんでした。)
 
 
 
 
 
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コーヒーと一緒に、かわいい手作りクッキーも出されました。
お店の人と、いろいろ話をしているraukeさん。
各局、彼は話に熱中していたせいでクッキー食べてません。
昼食を摂るのにオススメの場所を教えてもらっていたようです。
 
 
 
 

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昼食を摂る前にお土産を買っておこうということになってカネイ醤油さんへ。
あれ、rauke氏、ヒガシマルのうすくち醤油資料館のお土産品コーナーで確か「帰りにまた寄ります。」と言ってたように思うけど・・・。
「ヒガシマルは全国ネットなので、うちの近所でも買えるでしょ。」
「あ、それは言える。」
「ヒガシマル醤油を買って帰った日にゃ『ホントに龍野に言ってきたん?』と家の者から言われてしまうかもね(笑)。」
「『ウソとちゃう。ホンマに龍野に行ってきたんやで』・・・言えば言うほどドツボにはまってしまうかも。」
そんな、単純な理由でヒガシマルはパスしてカネイ醤油へ。
けれども、もうお昼近いのに、シャッターがおりてます。
「なんや、なんや、『こちらからお入り下さい』という看板があるのに、シャッター閉まってる。」
「ほんまや。今日、奈良から三人、ここに醤油を買いに来るちゅうことは、最初っからわかってるのに。」
「わからんわ!そんなこと(笑)。」
ま、閉まってるものはしゃあない。
 
 
 
 
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な~んも、案ずることはないのです。
なぜなら、散策中に、醤油ともろみの自販機があることは確認済み。
さすが、醤油の町ですな。醤油が自販機で販売してる。
『電気式』とか『商い中』なんて書かれてある。
おもしろいですね~。
こんな販売機ってここにしかないのとちがうかしらね(笑)
『お金を入れてから20秒以内に取り出してください』とも書かれてある。
だから、お金を投入してから『どれにしようかな』などと、迷ってる暇はないのであります。
もっとも、販売しているのはもろみと旨み醤油だけだから、そう迷うこともないでしょうけどね(笑)
 
この町じゃ「醤油切らしたから、貸して」とお隣さんに借りに行くわけにも行かん。(まあ、今時、お隣に調味料を借りに行くというようなことはないけど、昔はよくあったようです。)

 
 
 
 
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『CAFE扉』で醤油まんじゅうも名物と聞いたので、饅頭屋さんにも酔って行く・・・もとい、寄って行くことに。
買うのは醤油饅頭と決まっているのに、柏餅や大福など、他のモノにも目が行く私達。
でも、結局三人とも醤油饅頭を買いました(笑)
 
お土産も買って、CAFE扉で教えてもらった食事処に向かいます。
「動物園があって、その向こうって言ったはったなあ。」
「お店の名前、何やったっけ?」
「ジュラク亭って言うたはったように思うけど。」
「え~、そんな名前と違うかったんとちゃう?」
「あれ、そうやったかな。確かジュラク亭やったような気がするけど・・・」
なんて喋っていると、動物園があって、その向こうに目指すお食事処が見えてきました。
 
「あ、見えてきたわ。あれと違うかな?」
「あ、あれや、あれや。」
「店の名前『すくね茶屋』って書いてあるけど・・・」
「あれ、ほんまや。」
「どこが『ジュラク亭』やねん!」
「あれ、おかしいなあ。でも、ちょっと似てる。」
「全然違う!」
「『ジュラク亭』 『すくね茶屋』・・・一文字も合ってない!!!」
誰がどの言葉を言ったのかは、ご想像にお任せいたします。
が、ワタクシが他の二人から「ええ加減なヤツ」と思われた可能性は大いにアリ。
でも、何故そのような間違いをしたのかは、当の本人もよくわからないのですよ。(涙)
 
 
 
 
 

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CAFE扉では、バラバラな注文をした三人。
ここでは三人とも同じものを注文いたしました。
うん、うん。なかなか連帯感がありますっ!(爆笑)
 
なんか、味のうすそうな素麺やなあと見た目はそう思ったのですが、これがとても美味しかったです。
当然、素麺は『揖保乃糸』、だしには龍野醤油が使われていることと思われます。
 
一日あれば、武家屋敷やら赤とんぼ公園、文学の小路なんかも周れたのでしょうが、それぞれ午後から予定のある身。
雨降る龍野を後にして、家路に向かったのでありました。

 今回の同行者
           raukeさん
           muminさん
by echoes06 | 2008-05-15 00:10

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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