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混乱3:58 大山(Ⅰ)

Rrrrrrrr…
早朝、目覚まし時計の音と共に・・・目覚まし時計の・・・
あれっ、目覚まし時計の音とちがうやん。
先月、大山に行こうということが決まって、今日がその当日。

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鳴っていたのは目覚まし時計じゃなく、携帯電話。
ただ今3時58分。
携帯電話のアラームは常時5時半と6時にセットしてあるので、「おっかしいなあ。」と思いながら
携帯電話見るとraukeさんからの電話。
 




 
 
「もしもし。おはようございます。」
「おはようございます。」
「今、どこですか?」
「うちの前に来てます。」
えっ!4時半に迎えに来てくれる筈やのに…まだ3時58分。
うちの電波時計おかしくなったんやろうか?
何がなにやら訳がわからないまま、急いで洗面所に行って、顔洗って歯ブラシくわえて、目の前にあるズボンはいてシャツ着て…
あわてて、出て行くとraukeさんとmuminさん が待っててくれてはりました。
 
車に乗り込み、開口一番
「4時半に迎えに来るっていうことになってたんとちゃうかったん?」
「あれ、そうやったっけ??」
「4時半にうちの前まで行きますって言うてたやん!」
「あはは、そうやったかも知れん。」
 
「あ、おはようございます。」
慌てていて、挨拶が後になってしまったわ。
半時間早いだけで頭の中がパニクってます。
この時間に来るということは、muminさん、かなり早く家を出はったのは間違いない。
「すみません。私がちょっと早くうちを出すぎちゃいました。」
「いえいえ、muminさんは、何にも悪くないんですよ。」
「そうです。悪いのはみんなボクです。」
「そや、みんなアンタが悪い。」(爆笑)

今回のオフ会の段取りから運転からいろいろ世話をしてくれはったraukeさんに対して「そや、みんなアンタが悪い。」などと言うのは、ちと申し訳ない気もしないではないけれど…。
ここまでなら言ってもいいという暗黙の了解があるのです(ワタシが勝手にそう思ってるだけかも知れませんが)
 
ちょっと、茶化して書いてますけど、「じゃあ、アナタが段取りをして下さい。」と言われても、彼のようにこと細かく計画はできないだろうし、酷い事書いてますけど、raukeさんにはホント感謝、感謝なのです。
 
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muminさんのこの日のいでたちは、淡い色の服にカーディガン、ジーンズ、ライトブルーのスニーカー。
raukeさんは、先日の「黒っぽい色は収縮色」という話が脳裏にあったのかどうかは知らないけれど、半そでの黒のTシャツ。
ワタシはとにかくあわてて、そのへんにあったもの着てきたので、Tシャツの上に長袖のシャツを着てそのうえに上着をはおって…
私ら三人を見た人に「さて、我々はこれからどこに行くでしょう?」とクイズを出してもきっと当たらないでしょう。
春の服装、初夏の服装、真夏の服装…ああ、なんという各自バラバラな服装(笑)
 
車の中で、ああでもない、こうでもないとはしゃいでいるうちにマロン♪さん との待ち合わせ場所に到着。
「ちょっと早かったな~。まだ来てはれへんわ。」
「まあ、急ぐ旅でもあるまいし、車内で静かに待ちましょ。」
「静かに待てる?」
「無理かもね(笑)。」
「きっと、無理やろ(爆笑)。」
「絶対、無理に決まってる(大爆笑)。」
 
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「そろそろ、マロンさん来はるかなぁ~?」
rrrrrrrrr…携帯電話が鳴ってなにやら話をしているraukeさん。
マロン♪さんからかかってきている様子。
でも、raukeさんの様子がなんか変。
「あ、忘れてました。」と言ってる。
また、何か忘れてたのかよっ!
 
程なくして、マロン♪さんが来はりました。
「駅のあたりまで来たら電話するって言ってたから、まだかな~って待ってたんですけど、待ち合わせの時間近くになっても、電話がないし、こちらから電話したら『あ、忘れてた。もう、待ち合わせ場所に着いてます』っていうから、あわてて来ました。」
「えっ、途中で連絡するって言ってて、連絡しなかったん?」
「話に夢中になって、電話入れるの忘れてた。」
「ありゃ、そりゃまだかな~って待ってはっても無理ないわ。」
「はい。全てボクが悪いんです。」
「そやっ、みんなアンタが悪い!」(笑)
(いろいろ段取りしてくれはったrukeさんに対して申し訳ないと思いつつ、つい考えるより前に言葉がでてしまうワタシ)
 
 しかし、ありがたい事に皆、心が広いというか、怒ることもなく笑い飛ばしてしまう大らかさがステキなんですわ。
ワタシといえば「しめしめ、出発早々ネタができたわ。イヒっ!」とほくそ笑んでるのでありました。
なんだかんだ言っても、口には出さなくとも、仕事の合間を縫ってセッティングしてくれはったraukeさんに皆は感謝しているのがわかります。
raukeさん、ありがとう…と、ここは素直に感謝の意を述べておきましょう(笑)。

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「今月から後部座席もシートベルト着用が義務化になってますよ。」
「え、そうなの?高速道路だけ?」
「いえ、一般道でも。」
「シートベルトしなかったら運転手が減点になるんですよ。」
「ええやん。運転手raukeさんやし。」
「ええことないっ!」(笑)
シートベルトもちゃんと締めたところで…
 
さて、これから最終のべいべさんの所に向かいます。
ワタシもようやく早朝の騒動から落ち着きを取り戻しつつあります。
落ち着きを取り戻すと今度は、あわてて出てきたから忘れ物していないかが気になります。
服は着てる、パンツ…はいてる。靴下…ありゃ~、左右別々の靴下はいてる。
まあ、黙ってりゃわからんやろ、イヒッ。
(結局、最終的には左右別々の靴下を履いてきてしまったことがバレてしまうのですが…)
相変わらず、ビシっと決めてるつもりでも、いつもどこか抜けてるワタシ(涙)
 
ところが、携帯電話を忘れていたことに気付く。
「あっ、携帯忘れたみたい。」
「えっ、これから取りに戻りますか?」
「いや、もうだいぶ来てしまったから、いいですわ。」
「でも、電話かかってきたらどうします?」
「ま、土曜日やし、かかってこんやろ。」
などと言ってると、ポケットの中がプルプル震えています。
  
携帯のアラームがONになったようです。
「あ、携帯持って来てましたわ。」
「な~んや、ホンマにもう、人騒がせやな~。」
ワタクシ…減点1。 ショボ~ン
 
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さて、物静かな(?)一行は、べいべさんの所に到着しました。
「おはようさん」
朝の挨拶をすると、ゲラゲラ笑っている私らを見て
「何がおかしいのん。何か面白いことあったん?何、何、教えて?」と迫るべいべさん。
来るまでの一部始終を話したけれど、やはり現場に居合わせたほどの可笑しさは伝わりにくい。
 
ああ、何だか話が大山からどんどんそれて行きます。
まあ、いつもの事だし、そのうち話は元に戻ります・・・・・たぶん。
 
さて、全員揃ったところで、大山に向けてGo,go,Let's go,Let's go HIROMI!
 
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昨日早朝raukeさんと「いつも、喋りすぎやから、明日はおとなしくしてような。」
「できるかなぁ?」
「できますともっ、我々なら(笑)。」
「我々やからこそ、おとなしくしていられるかどうか不安やねん。」
「はは、それもそうや。でも、おとなしくしてるよう、がんばる。」
などと話をしていたばかり。
 
車内で少しおとなしくしていると
「どうしたん?調子悪いの?熱でもあるのん?」とべいべさん。
うんにゃ、調子は悪くないし熱も無い。
「へ?いつもと同じですよ。な~んにも変わりません。」
「そんなことない。」
「そんなことある。」
「だって、何にもしゃべらず、おとなしくしてるって、どう考えても可笑しいやん。」
 
ワタシの頭の中にいる天使と悪魔が頭の中で喋りだします。
「挑発に乗ってはいかんぞ。昨日、静かにしてると誓いを立てたではないか。」
「何を言うてまんのや。ありゃ、誓いというほどの大層なこととちがうで。静かにしていられたらいいなあという単なる願望や。」
「ダメ、ダメ。一旦話し出すと、ダムが崩壊するが如く、際限なく喋りだすに決まってるから、ここはじっと自重すべし。」
「何言うてまんねん。我慢したら、精神衛生上いいことあれへんで。喋れ、喋れ~!」
「こら、挑発するんじゃない。いいか、挑発に乗っちゃいかんぞ。どうしても、喋りたかったら、静かに言葉少なめに話すんやぞ。いいなっ!」
  
「普段と変わりませんよ。男の喋りはみっともないっていうし。」
「ギャハハハ…」 バンバン
「三言、喋れば氏素性があらわれる。」
「ヒ~、苦しい、既に三言以上喋ってるやん!」
ホントは、この後に「言葉多きは品少なし。口開いて五臓の見えるアクビかな。…というて、あんまり何にも喋らなかったら、『なんや、ツンツンしてるやないか。偉そうにしてるやないか』と言われても困るので、全然喋らんということはないけれども、ワタシ、こう見えて案外モノ言わずなんですよ。」と続けるつもりだったけど、この状態では、泣きっ面にハチ、火に油。
喋れば喋るほど沼にはまって脱出不可能になること必至であったので、これ以上は言えませんでした。 トホホ
 
そうこうしているうちに、休憩タイム。
朝食を摂ろうということで、みんなモーニングセットをオーダー…ただ一人を除いては(^^;)
 
車内での会話を逐一書いてたらキリがありませんので、以下省略。
ということで、一路まささんの待ってくれている大山へ。
『植田正治写真美術館』前でまささんと待ち合わせ。
鳥取在住のまささんが、今回大山の案内役を勤めてくれはることになっております。
ありがたいことです。
 
 つづく
 
 大山・植田正治写真美術館
  PENTAX DA70mm f2.8 Limited/FA35mm f2/A50mm f1.4

by echoes06 | 2008-06-08 07:01

写真・イラスト・よもやま話


by おすぎ
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