細長いものを短辺の方向に断つこと
『横断』とタイトルに書いてから、ふと思った。
方向からいうとニャンコは南から北に向かって歩いているから縦断あるいは縦貫ではないかと。
地図の世界では南北方向を縦断、東西方向を横断というのが通例になっているようにも思うけれど、『縦貫というのは細長いものを縦方向(長手方向)に貫くこと。横断というのは細長いものを横(短辺の方向)に断つこと』と辞書に書かれてあるので、横断でまちがいなさそう。
そういえば中国地方を長手方向につながっている道路は中国縦貫道だし、横断歩道が縦断歩道だったらセンターラインに沿って道路上を歩かなきゃならん。
「そんなもんどっちでもええやん。」と思うかもしれないけれど、『以下』と『未満』や『かつ』と『または』など、間違えると大変なことになってなってしまうこともあるので言葉は恐い。
まあ、ニャンコにとっては縦断であろうが横断であろうが、そんなもんどっちゃでもええことなのだろうけど。