北条の町並みを抜けて五百羅漢にやってきました。
五百羅漢保存委員会の方のお話によると、素朴にして表情豊かなその姿は必ず親や子に似た顔があるんやそうです。
「おっ、ワシに似てるやん。」と思って、見ると「な~んや、キムタクのポスターやったわ。」…
「どのツラ下げて言うとんねんっ!」という罵声が聞こえてきそうですな。
わかってます、わかってます。冗談ですって。
我が面は自分が一番よ~くわかってます。シクシク
ちょっと前振りをしただけですから、そう怒らんといて下さいな。
わが親やわが子に似た顔は見つけられなかったけれど、でも知り合いに似た顔を見つけました。
「おお、久しぶりやなあ。元気にしとったか?」石仏に話しかけるアホなワシ。
これらの石仏はいったい誰が、いつ頃、何のために造ったのかは全くわからないそうです。
史実も資料も、確かな言い伝えも何一つ存在していないと言うたはりました。
石彫りの手法としては、きわめて拙く、仏師が造ったものではなくシロウトが彫ったもののように思えますが、いつ、誰が、何のためにと思いめぐらせて眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
ほとんど初期設定の状態のままのK-7だけど、全然設定を変えていない訳でもございません。
充電し、ストラップを通し、言語と日時の設定はしました(当然ですね)。
撮影した写真に撮影者情報・著作権情報が入れられるようになっていたので、それも設定しました。
これで画像が盗まれるようなことがあっても「自分が撮ったもの」と主張できますな。
もっとも、そのような情報を入れたところで、私の写真など盗む者もおらんでしょうけどね。わっはっは。
北条の町並み散歩では、あまり初期設定を変更はしませんでした。
が、ここでは画像仕上げのパラメーターは、いろいろと変更しました。
後述のように、初期状態のまま撮ると、K20Dとは全く異質の軟調でぼやーっとした絵が吐きだされてきましたので…
前後ダイヤルは使いやすいのですが、測距点変更や測光変更のレバー類はかなり重く感じます。
電源ONのレバーも動きが重いです。
防塵防滴仕様のためなのか、簡単に動いて誤った設定にならないための配慮なのかわかりませんが、ちょっと動きが渋すぎるように思えます。
各画像仕上げで(といっても、この日は「鮮やか」「ナチュラル」「雅」しか試してませんが)撮った写真は、K20Dで撮ったものと明らかに違っています。
なんというか、かなり軟調のぼんやりした解像感の感じられない写真になっちゃいます。
ま、そのへんのところは近いうちにファームアップされるかも知れませんけど。
現状では、各画像仕上げのパラメーターの変更を余儀なくされそうです。
パラメーターの設定やカスタマイズ項目はK20D以上にかなり細かく設定できるので、使いこなせるかどうかはウデ次第・・・でしょうかね。
使いこなせればかなり面白そうなカメラかなという気はします。
※ 全てK-7、カスタムイメージ「雅」の設定で、ファインシャープネス+3及び明るさ±0で撮ってますが、彩度、コントラスト、色相はかなり設定を変えまくってます。
JPEG 14.6MB ★★★
ISO100-800オート
露出補正はそれなりに
WBオート
HDRやシャドー・ハイライト補正、ノイズリダクションは全てOFF